キャンパーに大人気の鉄フライパンといえば『Tark(ターク)』。いざ買おうと思っても今度はサイズが数cm刻みの豊富なラインナップゆえにどれを選べば良いのか余計に分からなくなってしまいますよね。
大は小を兼ねないのがキャンプ道具業界の常識。
ソロキャンパーのはしくれとして今回なぜ20cmサイズの購入したのか解説します。
タークフライパンラインナップ
Tark(ターク)はドイツのフライパンメーカーです。代名詞の『クラシックフライパン』は何度も叩いて成形した一枚板の鉄の塊から出来ており、100年使えるフライパンの名声を得ています。
職人手作りのクラシックフライパンの他、機械生産で作られる『プレスパン』もタークのもう一つの代名詞的なフライパンです。
『クラシックフライパン』、『プレスパン』大きく分けてこの2種類のラインナップは以下の通りです。
クラシックフライパン
クラシックフライパンの形状は一体成形ただ1種類のみで、サイズは1号(18cm)から8号(36cm)まで約2cm刻みで8種類展開されています。
今回私が購入した20cmサイズでも重量は1kgで、36cmに至っては3.3kg!鍋振りは、、、ほぼ無理な重さですね。
プレスパン
プレスパンの特徴はクラシックの同サイズと比較して軽量になっています。
浅型(20cm、24cm、28cm、32cm、36cm)5サイズ
深型(24cm、28cm)2サイズ
ハンドルが曲がったベントハンドル浅型(20cm、24cm、28cm)3サイズ
ベントハンドル深型(24cm、28cm)2サイズ
プレスパンはラインナップ豊富ですね。キャンプ関係なしに家で使う分には、ベントハンドルタイプがめっちゃオシャレ!
クラシック、プレスともにグリルパンのラインナップもありますが、今回はフライパンにしぼっての紹介なので割愛させていただきます。
クラシックフライパン20cmを選んだ決め手
私がクラシックフライパン20cmの購入に至った理由は以下になります。
まず、焚き火料理が目的なので残念ながらオシャレなベントハンドルタイプは除外となりました。
サイズについては焚火会メンバーが使っていたから、、、というのもあるのですが、正直ソロキャンパーが使う(持ち運べる)サイズって22cmまでが限界だと思うんです。
となると、18cm、20cm、22cmの3サイズから選択することになります。
当初は、プレスパンの購入を考えていたので自ずと20cm一択だったんですけどね、amazonをチェックしているとセール価格でクラシックフライパンが出ていたりするんですよ。
そうすると、クラシックとプレスパンの価格差が同一サイズ間でおよそ2000円~3000円程度ならクラシックでしょ!だって100年後も使えるんですよ(笑)。
となったのが決め手というか経緯です。
シーズニング
せっかくなので、シーズニング方法も記載します。
まず、くず野菜を準備するために野菜てんこ盛りパスタを作りましょう。完全に手段と目的が逆転しましたが、家族サービスにもなったので悪しからず。
①まず、洗剤とたわしでゴシゴシ洗いましょう。
②水で洗い流したら、火にかけて水気を飛ばします。
③次に1cm程度の深さまで油を注ぎましょう。ちなみに水気を飛ばすときに既に熱しているので結構油が飛ぶのでご注意ください。油はサラダ油、ごま油、オリーブオイルなんでもいいみたいです。
④塩大さじ1杯とくず野菜を入れて10分ほど炒めます。煙も結構出ますので換気扇を回してくださいね。あと、ヘタにフライパンを振ってしまい油に火が点いてビビりました。こちらもご注意くださいね。
⑤充分油を吸い、黒焦げになったくず野菜を取り出したら今度はお湯とたわしで洗いましょう。洗剤を付けるとせっかくしみ込んだ油が取れてしまうので、使わないようにしてください。
⑥また火にかけて水気をとばしたら、シーズニング完了です。
口コミ
Twitter上のターククラシックフライパンの口コミを集めてみました。
20cmのメリット・デメリット
ソロキャンパーにベストなサイズ!1人前のフライパン調理はこのサイズでほぼまかなえると思います。ステーキ肉、食パン1枚、目玉焼き、餃子等々。
重量も1kgなので、ぎり女性の方も使える重さだと思います。
多人数でのキャンプの場合は、何回かにわけて調理する必要がでますね。そもそも多人数でキャンプする場合は、フライパンより鉄板を準備する方がいいかも。
こんな方におすすめ
前述のとおりソロキャンパーの調理道具としてはこの上ないサイズ感なのですが、重量の観点からすると、自動車でのキャンプじゃないと結構きついかもしれません。
というわけで、自動車でキャンプ場に向かうソロキャンパーに自信をもっておすすめします。
今買うべき理由とまとめ
さて、私がこのフライパンを検討し始めたのは、テフロン加工フライパンを焚き火の高温で熱すると有毒成分が出て、よろしくないという記事を読んだことがキッカケです。
実際のところ、テフロン加工フライパンで焚き火調理をしてきて気になったことなど無かったのですが、せっかくなら焚き火で熱々で熱した鉄フライパンで表面カリカリのジューシーステーキを食べてみたいというボルテージも上がってきて購入に至りました。
実は、このフライパンのキャンプデビューはまだなのですが、家で餃子を焼いてみたらこれまでの餃子とは全然違う!パリッパリの餃子になりました。
このように、キャンプ以外でも充分使用できるこのフライパンは買って損の無いキャンプ道具です!
実際キャンプで使ってみました!その時の動画です。是非見てくださいね。
この機会に手に入れて美味しいキャンプ飯を作りましょう!
それでは楽しいキャンプライフを!