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ヘキサイーズ1を2年間使用した感想【ソロテントの完成形!】

【ヘキサイーズ1】2年使用してみての感想とレビュー
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私のソロキャンプは、スノーピークのテント『ヘキサイーズ1』から始まりました。

キャンプにおいて主役の道具は、時代やスタイルが変われどやはりテントですよね。

今回は、ソロキャンプ用のテントとして候補に挙がるであろうヘキサイーズ1を2年間愛用してきて、分かった良いところ、イマイチなところをレビューしていこうと思います。

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購入に至ったきっかけ

本格的にソロキャンプを始めるにあたって、タープとテントを探していた私にとって、この2つが一体となったこの点とはまさに理想的なものに映りました。

仮にこの次にテントを買い替えるにしても、タープとして使用できるし。という考えもあったわけです。

このテントを検討している方は、以前ならNEMOのフロントポーチ2Pも候補に上げていたかもしれませんが今はもう廃盤。

この唯一無二の形状も、キャンプ場でかぶらないのではと思い購入に至ったのです。

使用してみて良かったところ

タープのみとして利用可能

購入に至ったきっかけにも書きましたが、たまに家族で日帰りアウトドアなどをする時に、日除けのタープとして利用することができたのは一石二鳥感があってよかったです。

インナーテントの大きさ

テントを検討する際によく言われることとして、実際の利用人数より多い利用人数が記載されたテントを購入した方が良いとあります。

なぜならば、テント内には自身の寝るスペース+荷物を置くスペースを確保する必要があるからです。

このヘキサイーズ1のインナーテントは、幅140cm、長さ220cmと十分な大きさがあります。

使用開始から1年間は中にコットを入れてましたから。(現在はコット組み立てが面倒になって、マット派になりました。)

後ろにもスペースがある

後室のスペース

インナーテントの後ろにあるスペースが地味に嬉しいです。

もちろんタープ内なので、このスペースに物を置いても雨に濡れることはありません。

ゴミや空き缶など画像を撮るときにあまり写って欲しくないものを隠すときに便利なスペースですね。

またこちら側からの出入りも可能です。

風通しの良さ

前方のメッシュ
後方のメッシュ
後ろ側から見てみると

前出のインナーテントは前方はもちろんのこと、後方の半分側もメッシュがついています。

暑い夏の夜は後方を解放して寝ると風通し良く寝ることができます。

タープ後方をクローズすればプライバシーも確保できますよ。

個性的なフォルム

人気のテントになるとキャンプ場内でいくつも見かけるようになります。(それこそが人気の証拠なのでしょうけれどもね。)

それにしても、他人と被りたくないというニーズは一定数あるかと思います、特にソロキャンプする方はその気持ちが強いのかと。

私は同じキャンプ場内でこのテントを使用している方を見た覚えがありません。

もちろん、スノーピーク品質なのでモノが悪いから使用している人が少ないということではないはず。

設営しやすい

ソロキャンプを想定した設計なので、1人で設営できる構造と仕組みになっています。

タープを1人で設置できる方であれば、10-15分で出来ると思います。

使用するポールは前後2本、ペグは12本です。

雨でも焚火が出来る(自己責任で)

前側のアルミポールの高さは210cmあるので、火力を抑えた焚火であれば雨に濡れずに行うことが可能です。

タープ(前室)素材は、ポリエステルなので火の粉で穴が開く可能性もあります。自己責任の範囲で行ないましょう。

イマイチなところ

重量

5.2kgはソロ用テントとしては、決して軽くない重さ。

『タープ&テントを持っていくよりは軽いでしょ』ということもありますが、このテントはタープ吊り下げ方式なのでタープだけ置いて行くというわけにはいきません。

車を利用するキャンプ以外ではおすすめしません。

前室部分をフルクローズできない

前室がタープであるという構造上、フルクローズできません。

強風の場合は前面から風が吹き込んでしまうと倒れたり、破損する可能性がありますので風向きを考慮した設営が必要です。

収納袋が小さい

もうこれはキャンプグッズあるあるなのですが、グランドシートとペグを入れるとぎゅうぎゅうになってしまい収納が大変です。

この辺りは、慣れるかペグ、ロープを別収納すればいいんですけれどもね。

スカートがない

キャンプ場は春や秋でも、夜の気温10℃を下回ります。

スカートの有無がテント内の暖かさに各段の差を生むので、スカートの無いこのテントは気温が下がり風の吹く夜は結構寒いです。

6月のとある日、標高1000mのキャンプ場にヘキサイーズを持って行ったことがあります。

平地は気温28℃もあったので、油断して薄手の恰好で行ったら夜はホッカイロが必要なくらい冷え、夜寝られなかった経験をしたことがあります。

シュラフ、厚着、ホッカイロ等をしっかり準備していきましょう。

合わせて揃えたいオプション

グランドシート

やはりこれがないとインナーテント底面を保護できません。

また雨が降るとグランドシートの有無で大きな差が出ます。

地面に水溜りができるほどの雨だと、内部にしみ込む可能性もありますので。

汎用品はほとんどが長方形かと思いますので、後ろの部分がタープ外にはみ出てしまい、そこから雨が侵入してしまうということになりかねません。

はみ出し部分を折りたたむ等の一工夫が必要になるかと思います。

ペグ

付属のペグはアルミ製で頭部分も円状なので、正直打ち込みづらいです。

キャンプ場の地面が硬いところだと、深く打ち込みできない可能性もありますのでテント購入の際は一緒にしっかりしたペグを購入した方が無難ですね。

スノーピークから鍛造した鉄製の『ソリッドステーク』が販売されています。こちらであれば、硬い地面もすいすい入っていくので安心ですね。

個人的にはタープ外周の赤いラインと色を揃えたかったので、村の鍛冶屋『エリッゼステーク』を使用しています。

目立つ色なので撤収時ペグの忘れ物防止にもなり便利ですよ。

軽いものを求める場合は、チタン製ペグを検討してもいいかもしれません。

綺麗に張るコツ

シワのない状態で綺麗に張るためにロープを引っ張る順番があります。以下を参考にすると綺麗に張れますよ。

出典:snowpeak公式HP取り扱い方法より

また、後室部分になるタープ最後部をしっかり張ってペグダウンすると、綺麗な稜線になり見た目が美しく張れます。始めの頃は面倒くさがって、ここをペグダウンせずに使用していました。

まとめ

以上が2年間使用してみて感じた内容です。さすがのスノーピーク品質で、耐水性の劣化も感じられませんし、枝に軽く引っかかったくらいでは穴も空きません。

キャンプ場で穴が空いたり、ポールが曲がったりして設営できなくなるとせっかくの気分が台無しになりますしね。

見た目や使い勝手をレビューしてきましたが、丈夫で破損しづらいということが何よりも良かったところです。

今回は、スノーピークの『ヘキサイーズ1』をご紹介しましたが、自分にぴったりのテントを見つけるためにレンタルして実際の使用感を試してみるのもいいかもしれません。

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それでは、楽しいキャンプライフを!

ABOUT ME
Mito
アンリミテッドキャンプツールズを運営していますMitoです。3Dcadモデリングやメカニカル設計が本職のエンジニア。2年前からソロキャンプに目覚めキャンプ沼に浸かっています。当ブログは、2021年7月25日に開設しました。 サイトを見に来てくれた方に有益なキャンプ、アウトドア関連のコンテンツを発信していきたいと思います。
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