テント設営後、次に何しますか?薪割り?タバコを一服?ビールで乾杯?
キャンプで飲むビールも最高なのですが、基本ビールの飲み方はひとつじゃないですか。
それに対してインスタントドリップコーヒーを持って行ったり、豆を挽いたり、パーコレーターで淹れたりと多岐にわたります。
淹れ方や道具で味わいが変わる不思議な飲み物ですよね。
だからこそあなたのこだわりや志向を表現できる淹れ方、道具を探してみませんか?
今回はソロキャンプに的を絞った『美味しいコーヒーの淹れ方』と『コーヒー道具』をご紹介します!
美味しいコーヒーの淹れ方 4選
キャンプ場で簡単にコーヒーを淹れる主な方法は以下4つが挙げられるかなと思います。
インスタントコーヒー
一番お手軽で味も普通に美味しい。キャンプで他にやりたいことがあるときは時短にもなるので便利ですね。
ただ、いつもとちょっと違う少し高級なのを持っていきたくなります。
ドリップ
コーヒーミルの豆の挽き方やドリップの仕方などこだわりを発揮できて、個性的な道具も選ぶことができるキャンプの王道的コーヒーの淹れ方。
インスタントとの中間として、市販ドリップを持っていく手もありますね。
パーコレーター
直火にかけて使う循環式のコーヒー抽出機器
「フィルターやドリッパーが不要」ということがキャンプをする上でのパーコレーターの利点ではないでしょうか?
思い通りの味にできるまで火加減や抽出濃度等慣れが必要ですが、それだけに愛着のわく道具になります。
煮出しコーヒー(KOKKAFE)
ハピキャンで阿諏訪さんかやっているのを見て初めて知りました。北欧の古くから伝わるコーヒーの入れ方だそうです。挽いた豆(ハピキャンでは袋に入れて砕いてた!)をと水を直接ケトルに入れて火にかけ煮出し、そのままカップに注ぐだけ。
えっ?コーヒー粉入っちゃわない?、、、うまく注いでもやっぱり入るようですが、そこもまたブッシュクラフト的なワイルドさがあって醍醐味なのではないでしょうか?
実際にはやったことがないので今度挑戦してみようかと思います。
他にもサイフォンとか、エスプレッソマシーンとかもありますが、ソロキャンプでお気軽に飲みたいという趣旨からいうと今回割愛させていただきます。
ソロキャンプで使えるコーヒー道具
お好みの淹れ方に合わせたお気に入りの道具をチョイスできれば、あなたのこだわりを全面に出すことができるのではないでしょうか?
お気に入りのコーヒー道具をご紹介しますので参考にしてもらえたら嬉しいです。
バーナー
お湯を沸かすのに必要な熱源になります。個人的にはコーヒーにはOD缶が映えると思っていますのでご紹介するバーナーもOD缶使用タイプです。
ギガパワーストーブ 地 オート【snowpeak】
コンパクトさとケトルの大きさにピタリとくるゴトクの大きさ、火力のバランスが最高にちょうどいい!携帯するときは後述のトランギアケトルにパッキングできますよ。
オートイグナイタという着火装置がついているのでライター等が無くても着火可能です。
ケトル
コーヒー用のケトルは注ぎ口が細いタイプのほうがドリップ等に向いています。ですが携帯性を重視するソロキャンパーにとって細口タイプのケトルはどれも嵩張る大きさになってしまいますので、500-1000ml程度の浅型ケトルが個人的には好きです。
ケトル 0.6L TR-325【トランギア】
正直いうと焚火にかけるので取っ手が金属タイプがよかったのですが、間違って樹脂タイプを買ってしまいました。まぁ、焚火にかけて溶けてしまってもそれそれで味わいかなと考えて使ってます、ただし意外と未だに取っ手は溶けてません。
コーヒードリップ用としては注ぎ口が広いのが弱点。その弱点を補うアイテムこそこちら!
コーヒーミル
小型コーヒーミルといえば、『ポーレックスコーヒーミルⅡミニ』というほど定番化しています。いつか欲しい、そのうち欲しい、近日欲しい、、、
コーヒーミルはキャンプ用ではなく家で使っているやつをそのまま使っています。
10年以上前に購入した時よりだいぶ値上がりしててびっくりしました。
コーヒーミルK-2【kalita】
コーヒー機器総合メーカー『カリタ』の銅製コーヒーミル。現在は廃版になっていて後継型番は『Cu-2』となっています。豆はホッパーにいっぱい入れても25g程度とコーヒー1-2杯分なので実はソロキャンプにピッタリです。
何より見た目、、、カッコいいでしょ。おすすめです!
ドリッパー
なにかと個性を出しやすいアイテムですね。キャンプ利用シーンではコンパクトにできる収納性が重視されるアイテム。最近だとKIKKERLANDコラプシブルコーヒードリッパーをよく見かけます。
ばね型コーヒードリッパー【ダイソー】
某メーカーから出ているあれを見事100均で再現したこの商品を使っています。某メーカー製を使っていた先輩に見せたところ非常にショックを受けた模様が今でも忘れられませんw。
マグカップ
マグカップはどんな淹れ方だろうと間違いなく使用するコーヒー道具ですよね!定番の金属製マグのほか、見た目と保温性を兼ね備えたホーロー製、最近だと木から削りだしたククサなどもカッコいいですよね。
チタンダブルマグ300【snowpeak】
キャンプだけでなく普通に家で日常使いしています。そういった意味では一番利用しているキャンプ道具だと思います。ダブルウォールの真空層があるので保温性に優れ、まさにコーヒーを飲むためのマグカップであると思っています。飲み口の滑らかさもこのマグの売りになっていますね。
パーコレータ―
この器具そのものが抽出方式の名前にもなっているパーコレーター。先述の通り直火にかけて使う循環式のコーヒー抽出機器です。フィルター不要なのが便利!
18-8ステンレス製 パーコレーター【キャプテンスタッグ】
実はパーコレーターを持っていなので知人の使っていたやつを紹介します。通常パーコレーターは1L以上のサイズが多く、正直ソロキャンパーが使うにしたらケトルを兼ねたとしても容量が大きいかなと思って敬遠していました。この知人が使っているパーコレーターは0.9Lサイズとコンパクトなサイズ感がとても良いですね。
まとめ
淹れ方と必要な道具は以下の組み合わせになります。
バーナー | ケトル | コーヒーミル | ドリッパー | マグカップ | パーコレータ | |
インスタント | 〇 | 〇 | 〇 | |||
ドリップ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
パーコレータ― | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
煮出し | 〇 | 〇 | 〇 |
キャンプスタイルや季節、いつどんなシーンで飲むかによって道具を取捨選択し美味しいコーヒーの淹れ方を選択する。それが上手くマッチングするだけで充実したキャンプが過ごせると思うんですよ。
それでは楽しいキャンプライフを!
今年こそソロキャンプにチャレンジしたい方!
ソロキャンプに行きたいけれど道具を一式揃えるのもお金がかかるし、せっかく揃えても「イマイチしっくりこなかった」ってならないかな…という心配している方。
hinataレンタルでソロキャンプセットがレンタルできますので一度そちらで体験してみては如何でしょうか?
キャンプ道具を持っていないけど、キャンプに行ってみたい。