作中に登場するキャンプ道具がほしいけど商品名が分からない。
現代のキャンプ漫画の代名詞となり、映画も大ヒットの『ゆるキャン△』。
この漫画をきっかけにキャンプに興味を持たれた方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで冒頭のお悩みに応えるべく、1-12巻までに登場したキャンプ道具を一覧にしてみました。
なでしこのように最初のキャンプ道具を手にしたときの感動を味わえることを期待してご紹介します。
志摩リンが使っているキャンプ道具
女子高生ソロキャンパーという新ジャンルを開拓した本作の主役のひとり『志摩リン』が愛用しているキャンプ道具からご紹介!
ムーンライトテント3型(モンベル)
おじいちゃんから譲り受けたゆるキャン△を代表するテント。
3型は残念ながら廃盤となってしまい、ムーンライトテントシリーズは現在1型、2型、4型のラインナップとなっています。
1型、2型、4型の数値はそれぞれ最大使用可能人数を表しています。
このラインナップでソロキャンプ向きは2型ではないでしょうか?テント選びは利用人数+1人がセオリーとなっていますので。
メイフライチェア(alite)
出典:価格.com
愛用チェアはaliteのメイフライチェア2.0ですね。
残念ながらこちらも廃盤です。というかalite自体が2018年頃に事業終了してしまいました。
もう中古で探すしかないのかと思っていたところ、2022年7月に日本のアウトドア企業『UPI』によってメイフライチェアが復活したようです!
アルミローテーブル(キャプテンスタッグ)
初回から登場したリンちゃん愛用のこのテーブルはソロキャンパーにとっての銘品ですね。
機能性もさることながら、コスト的にも魅力であり高校生でも購入できる価格帯となっています。
さすがキャプテンスタッグ!
パックアウェイ ソロクッカーセット(コールマン)
なでしこと初めて出会った時に、カップラーメンを食べさせるためお湯を沸かしたクッカーがこちら。この後もリンちゃんはこれでパスタや年越しそばを作っています。
個人的には焚き火へブッこめるスノーピークのアルミソロクッカーが好みなのですが、煤が付くので焚き火に調理器具をブッ込まない主義の彼女はシリコンチューブがついたこちらのクッカーの方が使い勝手が良いのでしょうね。
こんなコラボグッズもあるんですね。10月下旬の1次販売分は受付終了だとか。
笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君(笑’s)
2巻で初登場した通称『メタル賽銭箱』。その商品名が示すとおりコンパクトで焚き火料理も可能な万能グリル。
ちょっとした焚き火台としても使えて、こちらもソロキャンパーに人気のキャンプ道具ですね。
ちなみに後日なでしこに賽銭入れられていました(笑’s)。
マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD−310(SOTO)
SOTOのシングルバーナーは後に紹介する先生愛用のST−310とこのウインドマスターが2大巨頭だと思っています。
こちらはOD缶を使用するタイプなので寒冷な環境で活躍するバーナーであり、秋冬キャンプを好む彼女らしい道具だと思います。
あつあつホットサンドメーカー SJ1681(ヨシカワ)
これを見てホットサンド肉まんを作った方はどれくらいいるでしょう。もちろん私も作りました。
ヒンジ部分で2つに分解できるこのタイプは、キャンプ時にフライパンとしても使用できますし、洗う時も便利なのでおすすめです。
ちなみにゆるキャン△仕様のホットサンドメーカーもある。。。スゴ。
フォールディングナイフ#7~8(オピネル)
5巻でフェザースティックを作るのに使用していたナイフです。
オピネルナイフは小さい方から#2-#12の10通りサイズ展開があり、彼女の手の大きさからして作中に登場したのは#7か#8かと思います。
ちなみに、サイズの他、刃がステンレス製orカーボン製だったり、持ち手の木材がウォールナットやオリーブウッドだったりと多彩なバリエーションがあります。
野クルメンバーが使っているキャンプ道具
各メンバー毎に道具を紹介しようと思いましたが、結構判別できるものが少なかったのでまとめて紹介!
ルミエールランタン(コールマン)【なでしこ】
なでしこがバイトして初めて手に入れたキャンプ道具がこのルミエールランタン。
値段もお手頃でテーブル周りの灯りとして活躍します。
この製品は、なでしこのおかげで知名度が上がったといってもいいでしょう。
形も可愛くて彼女にピッタリですが、メイン照明として使うには少々光量が足りないので実使用としてはサブ照明として使う機会が多いですね。
クピルカ55(クピルカ)【なでしこ&あおい】
8巻でなでしこ&あおいへの誕生日プレゼントとして選ばれたカップ。
モンベルから発売されていて、木繊維とポリプロピレンという樹脂を混ぜ合わせた素材でできています。
木の風合いを持ちながら耐熱性と耐久性に優れ、お手入れも簡単なカップです。
ファイアスタンド2(ユニフレーム)【ちあき】
ちあきが購入した軽量タイプの焚き火台。猫の寝床ではないです。
薪床部分は特殊耐熱鋼メッシュを採用しており、巻いてたたんでコンパクトに収納できます。
重量も490gなので、彼女たちのような徒歩キャンパーも苦労することなく持っていくことが可能ですね。
メイフライチェア(alite)【ちあき】
出典:価格.com
ハンモックにあこがれる千秋にカリブー店員さんがおすすめしたチェア2個使いの疑似ハンモック。
その1個がこのaliteのメイフライチェア。リンも同じチェアを使っていますね。
個人的にはaliteのチェア2個購入分で軽量ハンモックが買えそうな気がしないでもない。
モナークチェア(alite)【ちあき】
出典:価格.com
上のメイフライチェアと一緒に購入したのがこのモナークチェア、足乗せ担当のかわいそうなチェアになっています。
地面へ接地している脚が2つだけという特徴的なこのチェアは自立しないのでどうやって使うんだ⁉と考えると、たしかにカリブー店員さん紹介のこの使い方が正解なのかと納得しました。
モナークチェアもUPI(アンプラージュインターナショナル)さんから復活して販売しています。
セラミックコーヒーミルミニⅡ(ポーレックス)【ちあき】
ちあきがゴリゴリしていたのはそばの実だった、という斬新な使い方をされたこのコーヒーミル。
ハンドル取り外しが可能なためコンパクトに収納することができます。
また刃がセラミックで出来ているため、挽いたコーヒー豆に金属臭がつかないという特徴があります。
たしかにそばの実を挽くのも正解なのかと納得しました。
コンフォートチェア(ヘリノックス)【あおい】
山中湖でのキャンプであおいが持ってきたチェア。alite製チェアの登場回数が多い本作では珍しいヘリノックスのチェアです。
重量、コンパクト性はアウトドアチェアトップクラスの製品ですね。
同ブランドベストセラー『チェアワン』との大きな違いは生地部分です。メッシュになっていない分、秋~春はこちらの方が腰冷えしないでしょう。
オックスフォードテーブル(モザンビーク)【あおい】
恵那の家で行う庭キャンプにあおいが持ってきたテーブルはアルミ天板にオックスフォート生地がついています。
アルミ天板むき出しよりもおしゃれ感が高く見栄えが良いですね。
熱いものやバーナーを直接置くキャプテンスタッグのアルミローテーブルの無骨さとはまた違った魅力があるテーブルではないでしょうか。
アルピニスト800(ナンガ)【恵那】
恵那が父から「アウトドアはいい経験になるから」と買ってもらったシュラフ。ナンガはモンベルと並ぶシュラフの代表的なブランドです。
ダウン素材ではなく化繊素材で出来ている為、このモデルは比較的購入しやすい価格帯となっています。(あくまでナンガ製品としてはですが)
快適温度目安:0℃、下限温度目安:-6℃なので着込んで寝ればクリキャンも快適に過ごせるかと思います。
その他
リン、野クルメンバー以外が使用していたキャンプ道具と巻末等で紹介されていたものをピックアップしてご紹介します。
遠赤ヒーターアタッチメント(コールマン)
3巻でカリブーの商品棚に陳列されていた暖房器具です。
コールマンのワンバーナーストーブに乗せれば、携帯用ヒーターに早変わり!ちなみに私の友人が所有しており秋キャンプでは周囲も結構温かくなりましたね。
レギュレーターストーブST-310(SOTO)【鳥羽先生】
先生愛用のシングルガスバーナー。これを使用しているキャンパーさんは本当にたくさん居て、それだけいい製品ということなんですね。
CB缶で使用できる手軽さと比較的大きいゴトクがついていながら、コンパクトに収納できるというバランスがとても秀逸な道具だと思います。
チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル(スノーピーク)【各務原桜】
なでしこの姉、桜さんが6巻の中表紙で使用していたマグカップ。高校生がキャンプするというコンセプトからすると高級なイメージのスノーピークは登場しないのかなと思っていましたが、なるほど姉さんが使うなら納得です。
焚き火とか直火にかけなさそうという独断と偏見からチタンダブルマグを選定しました。
ソリッドステーク50(スノーピーク)
10巻巻末でペグについての解説があり、その中で最強と称されたのがこのペグです。たしかに、鍛造ペグは地面下にいしがあってもグイグイ突き刺さっていきます。漫画中ではペグ以外吹き飛ばされたなんていうオチになるほどです。
あえて弱点を上げるとすれば、鉄製であるがゆえに塗装ハゲの部分が錆びるくらいですかね。海辺でのキャンプ後はよく拭いてください。
ペグハンマー PRO.C(スノーピーク)
こちらも上記ペグの次ページで紹介されていたペグハンマー。ヘッドが銅製なのでだんだんつぶれていきます。
これがたまらなくカッコいいんです!
本来は打撃時の衝撃を和らげ、安全&確実に打ち込む目的として銅製ヘッドとなっているようですが、皆さんつぶれていく様(さま)を見るのが目的で使っていますよね。
オーロラライト450DX?(ナンガ)【綾乃】
りんから影響を受けてキャンプ道具を揃えたなでしこの静岡での級友、綾乃。彼女もバイク乗りなので揃えたキャンプ道具は軽量&収納性重視のものになっているのでしょう。
登山用テント、ダウンシュラフ、エアマット、ヘッドライトの中でなんとかメーカーが判別できるのがこのナンガのシュラフでした。
型式も想像ですが、中古で高校生が手の届くモノ、さらに使用時期から察するに「オーロラライト450DX」かな?というところです。
クラッシャブルランタンシェードL(モンベル)【綾乃】
こちらも綾乃がテント内で使用していたものです。ヘッドライト上に乗せれば周囲を照らすランタンに早変わりする新しい発想のランタンシェードとなっています。
クラッシャブルの名が示す通り平たくたたんで収納できます。
キンドリングクラッカー薪割り器(キンドリングクラッカー)
薪を大量に入手できた野クル。しばらくサークル活動が薪割りになるであろうことで、12巻で紹介されていた道具。
斧を使って薪を割るのではなく、コレの上に丸太状の薪を置いて上からハンマーで叩くことで薪を割る道具です。
大量に薪割りする場合は重宝しますが、1泊キャンプで使用する機会があるかというと???ですね。
まとめ
1-12巻まで登場したキャンプ道具一覧をまとめてみました。実は13巻も既読なのですが、目新しい道具が出てこなかったので今回割愛させていただきました。
今後も新しいキャンプ道具が出てくれば随時更新していきたいと思います。
冒頭でもお伝えしましたが、今回ご紹介したキャンプ道具が手元に届いたとき、なでしこが味わったような最初のキャンプ道具を手にしたときの感動があれば幸いです。
それでは楽しいキャンプライフを!
今年こそソロキャンプにチャレンジしたい方!
ソロキャンプに行きたいけれど道具を一式揃えるのもお金がかかるし、せっかく揃えても「イマイチしっくりこなかった」ってならないかな…という心配している方。
hinataレンタルでソロキャンプセットがレンタルできますので一度そちらで体験してみては如何でしょうか?
手ぶらキャンプを楽しむ【hinataレンタル】