チェアは最もアートに近い家具だと聞いたことがあります。
確かに著名デザイナーによる個性豊かすぎるチェアってありますよね。
ことキャンプにおいても、テントとチェアでサイトの個性が決まるといっても過言ではありません。
そんな中、スノーピークのローチェアショートを検討している貴方!
その選択、正解です!
その理由は『流行り廃りの影響を受けないシンプルで高級感漂うデザイン』にあります。
たしかに、スノーピーク製品も近年の値上げでかなりの高級品になってしまいましたが、それでも長い目で見るとメリットはかなりあります。
今回は、ローチェアショートを2年間愛用してきて分かった良いところ、イマイチなところをレビューします!
使用してみて良かったところ
流行り廃りの無いデザイン
派手は色使いや奇をてらった形状ではなく、非常に理にかなったベーシックな作りなので例え20年経っても色褪せることなく使えるでしょう。
まず、生地、フレーム、アームレストどれをとってもいい素材を使っていますからね。
とにかく丈夫
勢いよく腰かけても、体重3桁近い友人が座っても全然軋みません。チェアの骨格を担うアルミ製のフレームが丈夫なのはもちろんのこと、腰かけ部分の生地も厚くて丈夫にできています。
素材はポリエステルながら、焚火の近くで使って火の粉による穴が開いた形跡は未だにありません。これも生地の厚さの恩恵でしょうか。
黒のフレーム
他メーカーのアルミフレーム構造チェアでも、黒のフレームはあまり見かけません。
この黒は黒アルマイトという表面メッキ処理を施しています。
メッキ処理なので塗装のように剥がれる心配がありません。
このサイズを黒アルマイト処理にかけるのは相当大変なので、やはり作りからして高くなってしまうのはいたし方いないのかもしれません。
使用してみてイマイチなところ
値段
一番みなさまのネックになってくるのはこの価格帯ではないでしょうか?
実際、私も購入は自分の誕生日プレゼントという無理やりな理由をつけてかっちゃいましたし。
しかしながら、値段という一面だけ見てしまうと上記のような感想になってしまいますが、高い理由を理解すると非常にコスパのいい商品になります。
重量
重量約3.4kg。軽量テントより重いです。
メーカー側も、車でのキャンプを前提にした商品設計ですね。
収納
本体をギューっと縮めて丁寧に収納袋に入れないと収まりません。
とくにアームレスト部分が引っ掛かりやすいので収納時は注意が必要です。
ローチェアとの比較
さて、このローチェアショートの最大のライバルは同じスノーピークの『ローチェア30』でしょう。
以下に比較表を作ってみました。
ローチェア30 | ローチェアショート | |
サイズ(mm) | 幅580x奥行650x高さ860 | 幅580x奥行650x高さ690 |
シート高さ(mm) | 300 | 300 |
収納サイズ(mm) | 幅160x奥行180x高さ1010 | 幅160x奥行180x高さ840 |
重量(kg) | 3.6 | 3.4 |
色展開 | 2色(カーキ、ブラウン) | 2色(グレー、アイボリー) |
フレーム色 | シルバー | ブラック |
アームレスト | 竹集成材 | 天然木(チーク) |
背面ポケット | 無し | 有り |
ローチェアショートの口コミ
良い口コミ
悪い口コミ
合わせて揃えたいモノ
焚火の近くで腰かけていると前面は暖かくても、腰やお尻が冷えてきます。
夏場以外のキャンプでこのチェアを使用する場合、腰を温めるクッションがあると便利ですよ。
まとめ
アウトドアチェアは、2-3年間隔で流行りの移り変わりが起きています。
以前はヘリノックスチェアワンの価格を見てびびっていたのにもっと高価なチェアに手を出すとは思ってもみませんでしたが、高価な理由を理解した上で納得して購入したので良い買い物ができたと思っています。
流行り廃りがあれど、長く使える品質とデザインなのがsnowpeakの良さですね。
私は一生モノのアウトドアチェアとして使っていこうと思います。
貴方のキャンプギアにも一生モノの『ローチェアショート』一脚いかがでしょうか。
それでは楽しいキャンプライフを!
今年こそソロキャンプにチャレンジしたい方!
ソロキャンプに行きたいけれど道具を一式揃えるのもお金がかかるし、せっかく揃えても「イマイチしっくりこなかった」ってならないかな…という心配している方。
hinataレンタルでソロキャンプセットがレンタルできますので一度そちらで体験してみては如何でしょうか?
フレームの表面処理(黒アルマイト)と端の黒い樹脂カバーの色味が見事に揃っています。
こういう細部にこだわりのあるモノはいいモノの証拠です。