6月も過ぎると25℃、下手すると30℃を超える日もあったりしますよね。
今回は毎シーズン6月にオープンする山形蔵王山にあるキャンプ場をご紹介します。
このキャンプ場の特徴は何といっても、標高1000mに位置する高原なので、夏でも涼しい、そして管理されたトイレ、炊事場がありながら丁度よい野営感が味わえることだと思います。
蔵王坊平国設野営場について
蔵王山中にある坊平国設野営場は山形県上山市(かみのやまし)にあるキャンプ場です。
6月-10月末の約5ヶ月間しか開設しないので冬キャンプはできません。
前述のとおり、標高1,000mの高原にあるので街中より5℃~10℃くらい気温が低く、真夏は非常に過ごしやいキャンプ場なのです。
逆に開設まもない6月初旬や閉設間際の10月は夜冷え込みますので防寒対策をした方が無難かもしれません。
収容人数は3,000人!という山形県では最大規模のキャンプ場ですが、昨今のキャンプブームにより15:00以降に到着すると窮屈な場所に設置する可能性が高くなります。
また高原の野営場なので、平地より傾斜面のほうが多く平地から埋まっていく傾向があります。
受付について
キャンプ場入口に管理センターがありますので、そちらで受付をして入場してください。
利用時間
受付時間:8:30-17:00
チェックアウト:AM10:00まで
※17:00以降に到着された場合は、翌朝管理センターで受付と支払いをすればOK。
利用料金
高校生以上 | 小中学生 | |
宿泊(1人1泊) | 350円 | 200円 |
日帰り(1人) | 60円 | 40円 |
格安ですね!
キャンプサイトについて
キャンプ場は大きく分けて4つの区画に分かれています。またキャンプ場内をまたぐようにクロスカントリーコースも走っています。
サイト内に車で入場でき、横付けしてテント設営が可能ですが当然ながら舗装された道ではありませんので、車高の低い車はご注意ください。
かといってSUVじゃないと通れないという道でもないので,そこはご安心を。
ついでに平地よりは涼しいもののしっかり蚊もいますので、虫刺され対策も万全にしていきましょう!
おすすめ設置個所その1
管理棟のすぐ裏は平地になっていて人気のスポットです。万が一熊が出ても、管理棟が開いている時間帯は逃げ込めますね。ただし、野営感はそれほど感じられません。
おすすめ設置個所その2
案内図③のファイヤーサークル周囲は比較的平地になっていて、こちらも先に埋まっていく箇所ですね。このポイントはご家族連れでのキャンプをよく見かけます。
おすすめ設置個所その3
案内図②のファイヤーサークル周囲も木々に囲まれ程よい野営感が味わえながら、炊事場とトイレが近くにあり、利便性も高い箇所です。
トイレは場内2箇所に設置されています。広大な敷地にしては2箇所しかないので、離れた場所に設営すると数分トイレまで歩くことになります。
どちらのトイレも水洗ですが、案内図②と③の間にあるトイレの方が比較的新しいのできれいです。
ちなみにウォシュレットは付いていませんでした。
近くの入浴施設
2020年7月、キャンプ場から徒歩で行ける位置に温泉施設『高源ゆ』ができました。
この一帯にはキャンプ場の他にトレーニング施設もあるので、この『高源ゆ』もアスリート向けリカバリー温泉施設と銘打っていますが、もちろん一般客も入浴可能です。
オープン当初行ったときには、風呂上りの牛乳ならぬ、プロテインが自販機に並んでいた記憶があります。
アクセス
最寄りの高速ICは山形道の『山形上山IC』です。
インターから降りて、国道13号線を米沢方面に走り、途中蔵王エコーライン方面へ右折すれば、あとは山道を14km程度走ると到着します。
ちなみに、国道13号線を右折してすぐの『セブンイレブン上山蔵王の森店』がキャンプ場に一番近いコンビニですので、買い物はここで済ませましょう。
まとめ
今回は紹介した『蔵王坊平国設野営場』は、高原の涼しさと適度な野営感を楽しめるキャンプ場です。また格安の利用価格も嬉しいですね。
先に紹介した高原ゆの他に、キャンプ場から車で10分程走れば『蔵王温泉』もあり、帰りがてら寄ってみるものおすすめです。
また、同じく10分くらい頂上方向に車を走らせ宮城県との県境まで行くと蔵王名物である円型の火口湖、通称『お釜』があります。ちなみにお釜を見るには、有料道路『蔵王ハイライン』を通る必要がありますので。
真夏の茹だる暑さから逃れるにはもってこいのキャンプ場ですので、一度足を運んでみは如何でしょうか?
それでは、楽しいキャンプライフを!